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真の軍人 山本五十六

僕の好きな老子の流れを組む孫子の教えに、

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」

と言う言葉があるが、この意味する所をご存知だろうか?

例えばこのような意味が汲み取れる
次の内どれかを選ぶとしたら、如何だろう

1.「戦いは事前の情報収集が肝心だ」

2.「敵に勝つ為には敵を知るのは当然として何よりも己を知らなければならない」

3.「敵と味方両方の戦力を知れば、勝てない戦はしないから負けない」

4.「常に戦いに謙虚な者だけが、勝ちつづけることが出来る」


僕の理解では、この中で近いのは3だろう。
ここでポイントになるのは、決して勝つ為の方法を説いている訳ではない。
戦いは勝つ為のものだと、考えている人もいるかもしれないが、それは僕の考えとは違う。

山本五十六は太平洋戦争に反対し、当時日本とアメリカの国力の差を知っている
数少ない人間だった。
要はアメリカを相手にして勝てるかどうかも分からない馬鹿ばかりだったのだ。
海軍の中にありながら開戦に反対する彼は、命を狙われ家族にも
「いつ死ぬか分からない」ともらしていたそうだ。

「真の軍人は武力に頼らず」
という言葉が老子の教えにあったと思うが
意味を正確に捉えるのはかなり難しい。
「武力」を使わずに「武力が存在すること」を用いて
利益を得るということだろうか
これならば敵味方とも無益な血は流れず、
しかし軍隊不要という声も上がらない。
「あの軍隊があるから」無血でことを成し遂げたのだ
ということになるだろう。

乱暴に言えば国が「武力」を使わなければ行けない事態に陥ることは
「真の軍人」がその国に居ない事を指す。
無論、弱ければ攻められる事もあるが、
使う「武力」が無ければ使うことにはならない。


山本五十六がもし太平洋戦争の際、政治に関与できる立場であったならば
太平洋戦争はなく日本に敗戦の文字はなかったかも知れない。
僕に言わせれば負けると分かっている戦、それも分からず仕掛けるものは
格や段ではなく、「位」が違う。
そんな国は負けるべきであるが
敗戦からの高度経済成長の恩恵にあずかる身としては
戦争がなかったほうが良いとも一概には言えない。

陸軍が一線を踏み越えたからこそ、
今日まで軍国主義が日本を支配することはなくなっているが
山本五十六を始め、もっと賢くもっと牙を磨いて
「勝てる戦」をする国となっていたら
本当にその力を正しく使えていただろうか?

現在よりも国際的な発言力はあるだろう
経済力を仮に同程度まで成長できたとして
民主主義や言論の自由、格差、国際貢献、国民の幸福度
はどうなっているだろうか?

領土はアジアの他の国を押しのけている可能性は高い

日本は今より強く傲慢な国に成り下がっているかもしれない
日本の右寄りの人々が勢いが出てきて5年以上経つが
敗戦や被爆の記憶があるからこそ、現在の程度で済んでいるとも言える。
まだまだ世界的に見れば左の発言力が残っている方ではあると思うが
それでも良い社会とは言い得ない。
ほーい * 世界(投資以外) * 23:04 * comments(0) * trackbacks(0)

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